四畳半商店 店主ドードーの日記

四畳半商店の事と心のうちを出しています。

フィリピンで日本を知る

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今回のフィリピン滞在(9/29-10/25)の目的は、生産者を訪ねて、製作の様子や先住民の暮らしを撮影する事、生産者と販売契約を結ぶ事、展示会を見に行く事、新しいモノづくりを発見する事だった。

 

移動ばかりになってしまい、結構体力使ったなー。

 

土日のearth gardenもひかえているし、HPやオンラインショップや輸入に関しても再度勉強しないと。

 

めっちゃやる事あるけど、疲れて非効率的なやり方している気がして、なかなか進まない..!

 

ただ今回の滞在で、自分で家具を作っていくことが、自分らしい、四畳半商店らしいものになっていく為の、最初の一歩だと思うようになった。

 

フィリピンの少数民族や織物の生産者の中には、失われつつあるフィリピンの文化を再興しようと積極的に活動している。

 

マンギャン教育センターの校長のカロルさんもアメリカやノルウェーで国際的な少数民族のシンポジウムに参加したり、HABIであったKatさんもビジネスでフィリピンのインディゴを再び蘇らせようとしていたり、DA(たしかDAと言ってた。Department of Agriculture:フィリピンの農水省)でフィリピン産コットンの再生するプログラムを行なっていたりと、今まで知らない新しい取り組みに触れる事ができたのは幸運だった。

 

フィリピン人の中には、優れた人が多くいる。正直、ローカルではそうそう優秀な人に会うことはないけど、マカティやトップには素晴らしい人たちがいるようだ。

 

彼らは「フィリピン人」であることに誇りを持っているように見える。

 

「フィリピン人」としてフィリピンの歴史や文化、アイデンティティを外国やまた他のフィリピン人に知って欲しいと思っているように感じた。

 

僕は「日本人」であるけど、日本の事を知らない日本人だなと良く思う。

 

宗教もしきたりも日本の歴史も、なんでこんなに知らない事ばかりなんだろうと毎回驚いてばかりだ。

 

アメリカ人と日本人のハーフのマイクさんが、甚平着て草鞋を編んでいるのが、とてもカッコいいなと思った。

 

草鞋なんて時代劇にしか出てこないもんだっていうくらいにしか知らなかった。

 

「昔の人は何個も草鞋をくくりつけて、履けなくなったら取り替えてたんだ」

そんな風にマイクさんは教えてくれた。

 

当時の履物「草鞋」は消耗品で、壊れたら編んで、新しく作って、また履いていく、そんな使われ方だったんだ。

 

田んぼの多い日本だから、ワラジは日本中で作る事ができたんだな。

 

マイクさんに教えてもらったWARAJIを忘れずに、僕のWARAJIを作っていきたいと思った。

 

そして木工も同じで、「日本らしいモノづくりがやっぱりカッコイイよな」と自分に確認できた。

 

さらに、マイクさんの奥さんのちとせさんに教えてもらった興味深い事があった。

 

それは「戸板商売」という商売のスタイルだ!

 

商売に長く携わっていたちとせさんは、日本の民家で家業の商売をしていた。

 

「戸板」はおそらく民家の雨戸の事だろう。

 

朝店を準備する時、民家の雨戸を取り外し、その戸を軒先にテーブルのように台にして使ったそうだ!

 

その上に商品を並べ商売をしていたとか。

 

それを「戸板商売」というんだと知った。

 

本当にこういう話を知るのは面白い。

 

そしてやってみたいと思った!

 

サニトラの荷台に幌貼ったら、内側に杉の戸でもつけよう。

 

そしたら小さい民家みたいになって、どこでもいけるかもしれない。

 

杉のだから軽いし、幌の中も木の匂いで良いベッドルームになるかもしれない。

 

僕には、きれいな良いところに店を構えて商売ってのは合わないだろうから、やっぱりちょうど良い。

 

古民家があればベストだけど、今の僕にはサニトラで良い。

 

売るための努力はまだまだ全然できてない。

 

早く形を作っていきたい。

 

もうすぐ男衾つくなー。

 

今晩もいろいろ準備だー!

 

がんばろ!