四畳半商店 店主ドードーの日記

四畳半商店の事と心のうちを出しています。

Iraya Mangyan 族の編みかご作りを訪ねて〜最終話〜

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 Malouさんちは集落の一番奥のあたりにあった。

 

ただでさえ静かな集落だが、ここはとても静かだった。

 

少し先にある山が見渡せるような、傾斜に面して建っている。

 

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調理場の上に乾燥させるために、ニトやサリンパゴが置いてあった。

 

「3週間くらいは乾燥させるの」

 

手に取り見せてくれた。

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「 それにしても簡素な住まいだ」

   

暑い季節だけのフィリピンだから、壁はあって無いようなものだ。

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 地面の土は固く踏まれている様な様子。

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奥の台所からの眺め。

家の中央にベニヤ板で囲まれた寝室がある。

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家に戻ると、すぐに製品の数を数えて、納品書を作り出した。

 

「ちゃんと仕事してるのが、当たり前だけどすごい」と思った。

 

こういう当たり前の様な事を、出来る人がとても少ないという印象を個人的に持っている。

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嬉しそうに完成した製品を持つMalouさん。

 

Mangyan族の人々が、このカゴ作りをする事で、十分な収入を得て、彼らが不自由無く、暮らせるようになるには、一体どれくらいの年月が必要になるのだろう。

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将来的に彼らの賃金が上って、このカゴを作っている事に誇りを持って、楽しんでたらきっとうまくいく。

 

時代に応じて、工芸も伝統も変化しなきゃいけない。

 

日本の工芸は変化がまだ足りないから、そのまま絶滅してしまいそうだけど、外国人だけで無く、僕たち日本人の暮らしで使える様な形に変化していかないといけないんだろう。

 

マンギャン族のカゴもプラスチック製の容器に比べたら、フィリピンでも高い。

 

普段使いではなく、お土産とか特別な時のものだ。

 

日本と状況は似ている。

 

大きな組織の安価なモノに比重が大きすぎて、バランスが悪すぎる。

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 なんて事を思いつつ、外眺めると、遠くまで山が見えたりして、気持ちよかった。

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日帰りだ。

 

また来た泥道を戻る。

 

今度は一泊くらいしたいな。

 

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 Lucyは頼んでいたSalinpogoを途中で見つけてくれた。

 

このハート形の葉っぱが特徴だそう。

 

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低い木に絡みついて、葉っぱの屋根の様に茂っていた。

 

蔓の特性でほかの樹木に便乗して、陽を得る。

 

実際にニトやサリンパゴ、ラタンがどれくらい山にあるのかというのはわからなかった。

 

こんな山奥で専門家に調査してもらわないとわからないだろう。

 

ただ長く集落にいたお年寄りなら、その人の主観だが減ったかどうかはわかるかもしれない。

 

とにかく次回の課題だ。

 

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帰りは景色を見ながら帰れて気持ちよかった。

 

Lucyは思いのほか疲れた様で、カラパンのMangyan Missionに着いて、運んできたカゴを届けるなり、

 

「I can go home..」

 

と弱々しくもらして、去っていった。。

 

Lucyありがとう。

 

やはりMangyanの人は気遣って本音を出さない。

 

山道は大丈夫そうに振舞ってたけど、ほんとは結構しんどかったんだろう。

 

けどそういう性格もなんk日本人に似てて、嬉しい。

 

また今度お礼を言おう。

 

こうしてIraya Mangyanの集落から無事戻った。

 

今度はAlangan に行きたいと思う。

 

それまでに髪を伸ばして、カーリーヘアーにしたいと思う。

 

では。

 

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