英会話学校の講師研修で研修教官と喧嘩しました。
言い争いとまではいきませんが、険悪な状況でした。
研修ではデモレッスンのプランを考えて即興で行うというものでした。
教官のイメージしている条件の範囲と僕のプランや方法があまりにもかけ離れ、それについての不満などが爆発し口論になりました。
資格対策の授業では英語での説明をあまり使わないこと、
教師が喋りすぎないこと、
楽しい授業を心掛けること、
などなど細かな基本ルールがあるが、マニュアルはなく、教師各々で自由にレッスンを組み立てることと言われ、
自分なりに始めたものの全てレッスンにならないと、ダメ出しを初めから最後まで受け、かなり混乱してしまいました。
「英語でWhat does 〜 mean?を使って聞いてね。」などは英語使いすぎだ、ルールを守らないと言われたり、かなり攻撃的な印象を受けつつも、なんとか続けようと思ったんだけど、とてもネガティブなとらわれかたが多かったのかもしれない。
おそらく、そういった状況になったのは複合的に理由はあって、思い当たる節は何個かあり、僕が原因です。
それは僕の本質的な部分も影響していると思います。
僕は子供の頃から男性、特に目上の男性に対してどこかで敵対心を持っているようで、相手もそれを感じ敵対する傾向。
実際にそういう経験は今まで何度もありました。
親父に対する軽蔑が根本的な原因だと思われます。
今はそんな風に思っていないつもりだけど、潜在的に、無意識的に、未だに僕の心の奥に確たる状況で存在している価値観なのだと思う。
こいつもどうにかしていきたい。
レッスンで僕は真面目にやっていたつもりで、ルールを破ろうとしていたわけではないし、ルール内でやっていたつもりだったけど、それが教官にとっては許容範囲外であったりしたのだと思う。
結果、普通にシンプルに問題解いてもらって、わからないところ解説するっていうそれだけで良かったんだいうことを教えられた。
僕は自分なりに色々考えて、自分の経験を活かしてとかやってたんだけど、それは生徒のニーズじゃないとの事も指摘があり。
普通にやればほとんど問題なくパスするそうだけど、正直何を求められていたのか全く分からなくなってしまって、緊張もしていたし、全てが手探りで初めての中で、かなりしんどくなってしまった。
結果、まさかの涙がこぼれた。
辛かったのが全部出ていった。
教官もそれまでかなり緊迫した様子で言い合いになったから、僕が涙し、一気に緊張がほぐれ、そこで初めて笑顔を見せてくれた。
僕は「自分はこう思う」という事を意見して、けどこの道のプロにはそれは受け入れてもらえず、それについてお互いヒートアップしたんだけど、
僕それ自身つくづく変わらないなと思った。
少しは大人になってはいるかな?
中学生の俺だったらテーブル蹴ってただろうし、教科書を投げつけていただろう。
まだ血の気の多かった20代前半だったら、イラついてすぐ帰っただろう。
僕は自分が弱いことを知っている。
他人は僕が強いと思っている。
それは僕の思い違いかもしれないけど、
「見た目」は弱そうには見えないだろう。
僕は我慢をしてきた人生が多いけど、
実際は我慢なんてしたくないし、できない
強くないのに強がるのは辛い
ほんとは弱いんだって泣き叫びたい時がたくさんあったけど、
怒りを使って僕は自分の弱さに目隠ししてきた
今日は怒りを出さないでいれた。
けど人と対立するのは辛い。
けど対立から、今は少し良い関係になれるかもしれないとも思った。
泣いて、また楽になった。
あー相変わらずかっこわりー。
教官の先生、今日は改めて、すいませんでした。
けどありがとうございました。
最後は笑って送り出してくれた。
来週再度研修でデモレッスン
うまくいくかな
頑張ろうと思う。
少し自分に正直になれた日になった。