昨日今日は久しぶりに、
心と身体を休める2日間になりました。
19日の展示会に向けて、ブランク越しの家具製作は、体にこたえて、筋肉痛が取れない.. という中の大事な休息になりました。
コーチングの老舗の馬場真一さんとお会いする機会をいただき、魂や心のお話を聞くことができて、
これから今までとは違った生き方になるなと確信しました。
落ち着いたらコーチングお願いしようと思います。
明日からは次の製作に向けて、また動きます!
そんなセッションの中で、何のために家具を作るのか。
何のために、暮らしや世界の開ける感覚を伝えたいのか、
自問する良い機会になりました。
日本という国は、自然と共にあった場であると思います。
伝統的な技術を持った日本の職人。
特に日本では宮大工と呼ばれる、寺社仏閣を手仕事の人間の力だけで築き上げる人々がいる。
彼らは自ら作った鉋などの大工道具を使用して、多様な木を適材適所に用いて、日本の風土や気候に合わせた空間を、その場の自然環境に合わせて、作り上げてきた歴史と文化があるのです。
日本は木の国である。
木とともに生きてきた民族である。
木という文化、身近にあった木を用いて、家や生活の道具を作ってきた人々は世界にもある。
北欧のような冬の厳しい寒さの国では良質な締まった木材が育ち、その寒さゆえに家の中で快適に暮らす為の生活の工夫の一つが、北欧の美しい機能的な家具として表われている。
北欧デンマークの代表的な家具デザイナーであるウェグナーは日本でも高い評価です。
そのクラフトマンシップを重んじる家具作りや、木そのものを殺さないこと、日本の職人のような適材適所といった木使いは、日本人の木に対する普遍的な想いと共通の感覚なんだと思います。
もっと僕は日々の暮らしに自然の木や自然からきた植物なんかが、
そこに生きる人に本質的に良い影響を与えていると思うことが必要なんじゃないかと思っています。
日本はあまりにも経済主義、資本主義化してしまった。
また立ち戻る時にきている世代なんでしょう。
木そのものから、力を頂く。
そんな生活の道具を作っていきますよ!
またよろしくお願い致します。